トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LIFESTYLE

【京都府京都市】UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTO設立。持続可能な地域社会の実現を目指す

このエントリーをはてなブックマークに追加


UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTOが、6月に設立された。京都市東山区役所、ニシザワステイ、ノーガホテル 清水 京都による取組「UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA」を起点に、さらなる連携強化と事業推進を目的に立ち上げられた。多くのステークホルダーを巻き込み、観光を「地域が消費される仕組み」から「地域とともに価値を循環させる仕組み」へと転換し、住民・事業者・来訪者が共に豊かさを享受できる持続可能な地域社会の実現を目指す。

お試し居住プログラムが原点

同団体は2022年、東山区の「人口減少」への対応策として、三者連携で「お試し居住」プログラムを開始したことを原点とする。移住検討者との対話から、オーバーツーリズムのイメージが移住の障壁になっている実態が見えてきた。一方でホテルのインフラや若い人材は、高齢化・人口減少が進む地域にとって貴重な資源でもある。東山区が抱える課題は、空き家の増加や後継者不足、地域自治の弱まりなど複合的かつ構造的なもだ。より多くの事業者を巻き込むプラットフォームが必要と判断し、UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTOの設立に至った。

約20年ぶりに盆おどり復活


本団体による最初のアクションとして、ザ・ホテル青龍 京都清水における「盆おどり KIYOMIZU in SEIRYU 2026」の企画・運営に携わった。


会場はザ・ホテル青龍 京都清水。ホテルの前身は、昭和8年に建てられた元清水小学校だ。少子化で閉校となったが、かつて校庭では盆おどりが開催され、地域住民が集う場所だった。この場所が集いの場であり続けたいというホテル側の想いから、復活プロジェクトが始まった。地域住民、宿泊ゲスト、ホスピタリティの担い手が一つのチームとなり、人と人とのつながりを育む機会とした。



当日は東山エリアのホテルスタッフもボランティアとして参加し、地域全体で来訪者を迎える取り組みを実現。当日の参加人数は600名を超えた。

コメント紹介

ザ・ホテル青龍 京都清水の総支配人・室井孝謙氏は、次のようにコメントしている。

「かつて清水小学校の校庭で行われていた盆おどりを、地域の皆さまとともに再びこの場所で開催できたことを、大変嬉しく思います。当日は、地域の方々、旅で京都を訪れた方々、そして東山のホテルスタッフが一緒に輪になり、交流する姿が見られました。また、卒業生の皆さまが母校で再会し、ご家族へ思い出を語り継ぐ姿を拝見し、元清水小学校からホテルへと役割が変わっても、この場所に刻まれた記憶や、人と人とのつながりは受け継いでいくことができる。そのことを改めて実感した一日となりました。これからも地域の皆さまとともに、この場所が人々の思い出をつなぎ、新たな交流が生まれる場所であり続けられるよう取り組んでまいります」

地域住民からは「今回の盆おどりをきっかけに、久しぶりに母校を訪れ、思いがけず同窓生や地域の方と再会することができました。『昔、この手すりで遊んでいたんやで』と家族に当時の思い出を語ったり、世代の違う卒業生同士で思い出話に花を咲かせたりと楽しい時間を過ごせました。地域のために盆おどりを復活してくれてありがとう。この場所が残っていて本当に良かった。『帰ってこられる場所』があることに感動しました」との声が寄せられた。

ボランティアとして参加したホテル ザ セレスティン京都祇園の茂木氏は、次のようにコメントした。

「宿泊ゲストや地域住民、そして我々ホスピタリティの担い手が垣根を越えて集い、心から祭りを楽しむ光景を目の当たりにし、胸が熱くなる思いでした。かつての学び舎がホテルへと姿を変えた今、母校を懐かしむ同窓生の方々が往時の思い出を語り合う姿は非常に感慨深く、地域に深く根差した交流の尊さを再認識いたしました。このように人と人との繋がりを育む場に携われたことは、地域共創を目指す我々にとっても、極めて意義深い経験となりました」

京都・東山で始まった、観光と地域が共に歩む新たな取り組みをチェックしてみては。

■UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTO
所在地:京都府京都市東山区宮川筋2-255

UPCYCLE LIFE HIGASHIYAMA KYOTO:https://ulh-kyoto.com
ザ・ホテル青龍 京都清水:https://www.princehotels.co.jp/seiryu-kiyomizu

(熊田明日良)

最新情報をXで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事